移動手段は車一択だった元地方在住者の私。
ところが、東京転勤が決まり引っ越し先を調べていたところ、都内の駐車場代は家賃並みに高く、泣く泣く車を手離すことに…
都内であれば公共交通機関が充実しているので、移動することについては不便なことはないだろうとタカをくくっていたんです。
しかし実際は、
- 毎日の満員電車が苦痛
- 目的地が駅から遠くて歩くのがしんどい
- マップで検索すると短い距離なのに、電車だと遠回りで乗り換えも不便
- 移動に時間とお金がかかってしまう(タクシー代も結構痛手)
…と、移動へのストレスが蓄積されてしまい、そろそろ小回りの利く自転車でも購入しようかと考えていたところ、画期的な乗り物に出会ってしまったんです!!
私が手に入れた新しい乗り物、それはなんと、電動バイクと自転車の車両区分を切り替えることができるんです!
私の体験談をご紹介しますので、ぜひ読んでみてください。
電動バイクと自転車の二刀流!?
地方在住時に車を愛用していた私にとって、まず東京に引っ越してきて驚いたのが、地方と東京の生活ギャップでした!
これまで公共交通機関や徒歩で移動することはほとんどなく、すぐそこまでの移動にも車に乗るのが当たり前だった私にとって、乗り物のない生活はこれまでのライフスタイルから大きく変化しました。
(以前よりよく歩くので健康的ではありますが…笑)
特に、春~夏は職場に到着するまでに汗だくになってしまうのもストレスで、もう少し快適に移動したいなぁ…と考えていたところ、「二刀流バイク」の文字が目に止まったのです。
「二刀流って?」と思い、この言葉に惹かれて調べ始めたところ、「バイクと自転車」の車両区分が切り替えできる「二刀流バイクGFR-02(モビチェン付きモデル)」の存在を知りました。
GFR-02(モビチェン付きモデル)のすごい点は、二刀流の名のとおり、1台で「電動バイク」と「自転車」を兼用しているところ!
走っている場所によって便利なほうに切り替えができたり、その時の気分によって乗り換えたりできる乗り物なんです。
自転車への乗り換えも検討していた私にとっては、とにかく最高のパートナーに出会えた、と喜びを感じた瞬間でした。
さらに、元々車に乗っていたので免許もあるし、バイクだと漕がなくても走れる!と私にとってイイことづくしだったんです。
この二刀流バイクが、どれくらい便利で快適でエコなのか、その魅力を大勢の人にぜひ知ってもらいたいと思います。
ガソリンではなく充電式のバイク
画像引用:glafit株式会社
GFR-02の見た目は自転車だけど、登録区分は「第一種原動機付自転車」。つまり原付です!
しかし通常の原付とは大きな違いがあって、走行に必要なのはガソリン…ではなく電気という、とてもエコな乗り物です。
しかも、充電のための特別な何かを購入する必要がないのが、このバイクのスゴイとこ!
使用していないときや眠っている間にでも、付属の充電器で自宅のコンセント(100V)に差し込むだけで充電可能です。
私の場合は職場までの通勤に利用し、帰宅したらすぐに充電するようにしています。
そんなこと言っても、「充電するのに時間もお金もかなりかかるのでは?」と、思った人もいるかもしれませんが…
なんと、1回当たりの充電時間は約2時間30分で、電気代は約10円ほどしかかかりません。
とてもエコで、経済的だと思いませんか?
走り具合はというと、モーターで走るため、とにかく静かなのが気に入りました。
比較的静かな住宅街に住んでいることもあり、バイクの騒音が耳障りにならないか心配していたんですが、これも無事クリアです!
学生の頃に乗っていた原付のようにガソリンの残量を気にしたり、スタンドを探したりする手間もないので、気持ちにも時間にも余裕ができると感じました。
最近は、ガソリンをはじめとするエネルギー価格の上昇がとても気になるところですよね。
その点からみても、GFR-02はエコで燃料代を節約できる乗り物としておすすめの1台です!
バイクと自転車のいいとこどり
画像引用:glafit株式会社
さらにGFR-02には、最大の特徴となる「バイクと自転車の切り替え」機能が備わっています。
でも、これの何がスゴイのかが分からないという人がいるかもしれません。
今までは、バイクはバイクとして、自転車は自転車としてしか、使用することができませんでした。
それを考えると、1台でバイクと自転車の両方が使い分けできるって、本当に革命的!
その役割を担っているのが、和歌山県の「glafit株式会社」が開発した「モビチェン」です。
モビチェンとは、「モビリティ・カテゴリー・チェンジャー」の略称で、1台で電動バイクと自転車を切り替えできる装備。
これを装着したGFR-02(モビチェン付きモデル)のみが、「原付バイク」としても「法律上の自転車」としても使えるようになります。
ちなみに、今までのGFR-02にモビチェンを装着することも可能ですが、自分で取り付けはできず販売店で装着してもらう必要があります。
これを読んで「GFR-02が欲しいわぁ」と思ってもらえたなら、私は絶対に「モビチェン付きモデル」を推します!
モビチェンの切り替えは簡単です。
安全性を第一に考えた結果、バイク本体の電源をオフにしないと、モビチェンが起動しない作りになっているのが特徴で、走行中は切り替えができません。
電源を切ったら両手でモビチェンのボタンを押してロックを解除し、ナンバープレートを覆うカバーを押し上げるだけです。
モビチェンの切り替えにより、「バイクモード」にすれば公道を原付として走ることができて、「自転車モード」にすれば自転車として自転車道や、場所によっては歩道の走行ができるようになります。
目的地までの道を調べても、実際に走行したら一方通行だったとか、時間帯により歩行者と自転車しか通れない道だったことはありませんか?
私も上京した直後は道に詳しくなかったため、移動時間のロスがしょっちゅうありました。
そんな時でもGFR-02に乗っていたおかげで、バイクのままでは迂回していた道でも、自転車に切り替えれば走行OK!
ほかにも「いいなぁ」と感じたのは、自転車モードにすれば、自転車可の公園内に乗り入れができることです。
たまに自然が恋しくなると、GFR-02で川沿いを走ってみたり、公園を訪れたりしています。
自転車の駐輪場にも停められる!
画像引用:glafit株式会社
ちなみに、バイク置き場に関しては…
- 排気量が50cc以下の原付(原動機付自転車)は、道路交通法で定められたバイクの区分によって「自転車」と同じ扱いになり、駐輪場に停める。
と定められているんですね。
GFR-02は、電動バイク・自転車のどちらのモードであっても、法律上は駐輪場に停められます。
しかし、道路交通法にのっとって普段から街中でバイクを停めようとしても、実際には駐輪場や駐車場により、「バイク駐車禁止」となっている場所が多いのが現状です。
たとえば賃貸物件なら、オーナーの考え方ひとつでバイクを駐車できない状況に陥ります。
バイク専用の駐輪場に停めようにも都内には数が少なく、見つけるまでに時間がかかります。
バイカーにとっては、この現状がかなりのストレスだという人もいるでしょう。
しかしGFR-02なら、原付として停めるのを嫌がる駐輪場でも、自転車モードに切り替えれば堂々と停められるため選択肢が増えます。
ほとんどが自転車のみとなる屋内駐輪場に停めることができれば、大切な愛車を直射日光や突然の雨、鳥のフンなどからも守れて精神衛生的にも良いですよね。
バイクにも乗りたい、でも融通のきく自転車のほうが都内では便利かも!と、どちらか決めかねている人には、二刀流バイクの便利さをぜひ試してもらいたいですね。
さらに便利な機能
画像引用:glafit株式会社
GFR-02は走行時や駐輪場の便利さだけでなく、コンパクトに折りたたむことができるため持ち運びがとってもラク!
さらに、指紋認証による「Yubi Lock」が標準装備のため、外出先でも何重にも鍵を掛ける必要がなく、指をピッ!とするだけでロックができるんです。
鍵を忘れたり紛失したりする恐れがなくて、私自身もとても重宝しています。
折りたたんで玄関収納できて盗難防止にGOOD
画像引用:glafit株式会社
GFR-02を展開した状態は、全長1,280mm、全高1,040mm、全幅535mmで、軽自動車のトランクにも乗るほどの大きさです。
電動であっても一応原付だし、重そうなイメージがありますが、重量はバッテリーが付いている状態で19.4kg。
普通の原付の3分の1程度の重さしかありません。
フレーム部分で半分に折りたたむと、全長750mm、全高600mm、全幅500mmにまでコンパクトに!
折りたたみができる点も、私のなかではGFR-02を選んだ大きなポイントなんですよ。
マンション住まいの私は、折りたたんだ状態のGFR-02を持ちエレベーターに乗りますが、この大きさなら一緒に乗り合わせた人に迷惑がかからないサイズになるのです。
そして、玄関に置けることで月々1万円ほどの駐輪場代がかからずに済み、思わぬ相乗効果まで生み出してくれました。
何よりも、GFR-02を玄関、目の届く場所で保管できるため安心なんです!
駐輪場に置いたままではイタズラされるのでは?盗難されるかも!と心配でたまらない人もいると思います。
私と同じように、バイクを自宅の屋外駐車場や、賃貸の駐輪場に停めておくのが不安要素になっている人には、選定のポイントにしてもらいたいですね!
レンタカーやカーシェアリングを利用するときにもめっちゃ便利!
東京は地上にも地下にもさまざまな路線の電車が走っているため、どこへ行くにもアクセスが便利な土地です。
そのため、私のように自家用車を所有していない人も多く、車が必要な時にはレンタカーやカーシェアリングを利用することがあります。
レンタカー屋やステーションまでは電車やバスを利用することもありますが、待ち時間や乗り換えの時間など、時間のロスがもったいなくて…
代わりに自転車やバイクで行くと、店舗で預かってもらえない場合、近くで駐輪場や駐車場を探さないといけなくなります。
こんな時にもGFR-02が大活躍です!
行きは電動バイクモードで快適に走行し、レンタカーを借りたら折りたたんでGFR-02を積んでおき、レンタカー返却後はGFR-02を降ろして家まで帰れるので、時間のロスもなく楽に目的を果たすことができます。
GFR-02は使い方ひとつで私たちの生活の幅をグンと広げてくれる、便利で力強い乗り物だと思います。
今までになかった発想の二刀流バイクで、快適な走行と駐輪場代も節約し、東京での生活を充実させましょう。
少しでも興味を持ってもらえたら、ぜひGFR-02をチェックしてみてくださいね。
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